【ニュース】 レオパレス21など、福岡市などの自社保有物件3棟で12月28日よりグループ初となる民泊物件の運営を開始 福岡県福岡市
2018.12.21
株式会社レオパレス21(東京都中野区、深山英世社長)と同社グループ会社の株式会社ウイングメイト(東京都中野区、齊藤成次社長)は、「レオパレス博多」(福岡市博多区)、「レオパレスRX堤」(福岡市城南区)、「レオパレスRX栄町」(愛知県豊田市)の3つの自社保有物件(マンションタイプ)で、12月28日よりグループ初となる民泊物件の運営を開始する。
レオパレス21が、同社保有物件を民泊専用施設として自社で運営するのは今回が初。
法令により、民泊の営業日数は180日以下と定められているため、マンスリー契約などの短期契約を活用しながら物件の運営を行っていく予定としている。
12月28日より上記の3物件から運営を開始し、2019年11月までに15棟130戸(福岡・神奈川・愛知・東京・大阪・奈良)での運営開始を目指す。
一般の宿泊申込受付は、「Airbnb(エアビーアンドビー)」や楽天LIFULL STAY株式会社が提供する「Vacation STAY(バケーション ステイ)」などの民泊紹介サイトを介し、12月25日以降に開始する予定。
提供する客室には、電子レンジ・冷蔵庫・テレビ・エアコン・ベッドといった家具家電のほか、パスコードによる開錠が可能なスマートロック、居室には楽天コミュニケーションズ株式会社が提供する民泊運営支援サービス「あんしんステイIoT」を導入。
タブレット端末で本人確認を伴うチェックイン・チェックアウト作業を宿泊者自身で行うことができ、スムーズな宿泊を実現する。
また、タブレット端末を使用したテレビ電話により、滞在中の緊急依頼や問合せが24時間可能で、5カ国語(日本語・英語・中国語・韓国語・ベトナム語)の利用マニュアルも設置、インバウンド需要にも対応する。
宿泊料については、メトロエンジン株式会社が提供するレベニューマネジメントツールを導入、リアルタイム・データに基づき、AIを使用し、細かく価格算出することで、適正な宿泊料の設定が可能。
さらに、レオパレス21では全国約57万戸の物件を管理運営しており、エリアごとに定期清掃や入居中の緊急対応を行う管理センターを設置しているため、民泊運営についても、管理センタースタッフによる宿泊者のフォローが可能だという。
「レオパレス博多」の所在地は福岡市博多区住吉2-7-16、構造は鉄筋コンクリート造、初回開始室数は10戸。
「レオパレスRX堤」の所在地は福岡市城南区堤1-3-30、構造は鉄筋コンクリート造、初回開始室数は9戸。
「レオパレスRX栄町の所在地は愛知県豊田市栄町5-12、構造は鉄筋コンクリート造、初回開始室数は2戸。