【ニュース】 JR西日本広島支社と長門市、トラフグの陸上養殖を通じた産業振興で連携 山口県長門市
2018.12.18
西日本旅客鉄道株式会社広島支社(広島市東区)と長門市は、トラフグの陸上養殖を通じた産業振興で連携する。
JR西日本グループは、「JR西日本グループ中期経営計画2022」で「地域共生企業」を掲げており、西日本の新たな地域産品の開発に取り組み、新たな産業を振興し、雇用を創出することで地域活性化を目指してきた。
これまでに鳥取県の「お嬢サバ」をはじめとした陸上養殖を複数手掛けており、今回の取り組みはこれに続くもの。
長門市は、「ながと成長戦略行動計画」に基づき、水産物の安定供給体制づくりや、水産物の高付加価値化の推進に取り組んでおり、陸上養殖トラフグの事業性強化に向け、ブランド力の構築を行ってきた。
両者はこれまでにも、観光キャンペーンや観光列車運行などを通じ、同市の食、工芸品、観光素材など、地域資源の発掘、発信に取り組んでいる。
今回の連携では、JR西日本が生産者から仕入れ、身欠き加工会社に販売するという。
生産地は山口県長門市三隅下3812-44、生産者は安藤建設株式会社。
ブランド名称は山口長門産 長州極純淡麗「大吟雅(だいぎんが)とらふく」。
販売箇所はホテルグランヴィア京都(京都市下京区)日本料理「浮橋」などのホテル・和食店など。