【ニュース】 ファーストキャビンなど、京町家を活用したキャビンスタイルホテル「ファーストキャビンST.京都梅小路 RYOKAN」を2019年3月28日に開業 京都府京都市
2018.12.18
株式会社ファーストキャビン(東京都千代田区、来海忠男社長)と株式会社JR西日本ファーストキャビン(東京都千代田区、来海忠男社長)は、キャビンスタイルホテル「ファーストキャビンST.京都梅小路 RYOKAN」(京都市下京区)を2019年3月28日に開業する。
12月17日より予約受付を開始した。
同施設は、ファーストキャビンのコンセプト「コンパクト&ラグジュアリー」はそのままに、夜行列車の個室をイメージしたキャビンスタイルホテルの姉妹ブランド。
2017年に第1号施設「ファーストキャビンステーションあべの荘」を開業、今回開業する同施設は大阪・和歌山に続く3施設目、ファーストキャビングループとしては24施設目(非公開の施設は含まず)の開業となる。
同施設の建物は、地元企業の保養所として使用していた京町家の木造建築を改修、増築工事を加えたもの。
キャビンタイプの「ファーストクラス」6キャビン、「ビジネスクラス」26キャビンと個室タイプの「プレミアムクラス」25キャビンの合計57キャビンの宿泊施設にコンバージョンする。
同施設の立地は、JR嵯峨野線「京都」駅~「丹波口」駅間に来春新設される「梅小路京都西」駅より徒歩4分。
徒歩圏内には、「京都鉄道博物館」「京都水族館」などがあり、新幹線などと連動したプランの販売も予定している。
また同施設では、ファーストキャビングループで初となる、玄関で履物を脱いで入館する「旅館スタイル」を採用。
個室タイプの「プレミアムクラス」は、1人利用だけでなく、乳幼児連れのファミリーなど3~4名のグループでも利用可能とした。
「プレミアムクラス」では、床の間や縁側などを楽しむことができ、専用のトイレ・洗面を設えた「京町家スイートルーム」と、スタイリッシュな和の空間を楽しむことができる「モダンルーム」の2タイプを用意。
浴衣・着物や自転車のレンタルサービスも予定しており、「京都で暮らすような」体験型の宿泊を提供する。
館内には坪庭や中庭、裏庭など、複数箇所に庭を設置、京町家特有の開放的で心地よい空間を生かす設計とした。
さらに施設内には、外部からの利用も可能なカフェを併設、地域の賑わい創出に貢献するとしている。
「ファーストキャビンST.京都梅小路 RYOKAN」の所在地は京都市下京区夷馬場町49-2、交通はJR「梅小路京都西」駅(2019年3月開業)より徒歩約4分、「京都駅前」より86・88・205・208系統バスで約6分・「梅小路公園前」バス停下車後徒歩約3分。
敷地面積は約1,146㎡、延床面積は約1,238㎡。
土地建物所有者は京都青果合同株式会社、事業運営者は株式会社
JR西日本ファーストキャビン、開発協力者は株式会社ファーストキャビン。
開業日は2019年3月28日(予定)。