【ニュース】 JR東日本など7社、大船渡線BRTで車線維持制御・速度制御実験などバス自動運転の技術実証を2019年3月まで実施 岩手県陸前高田市

2018.12.10
東日本旅客鉄道株式会社・先進モビリティ株式会社・愛知製鋼株式会社・京セラ株式会社・ソフトバンク株式会社・日本信号株式会社・日本電気株式会社の7社は、JR東日本が主催するモビリティ変革コンソーシアムで、「JR東日本管内のBRT(バス高速輸送システム)におけるバス自動運転の技術実証」を実施する。

同技術実証では、JR東日本管内の大船渡線BRTで、BRT専用道を使用し、車線維持制御実験・速度制御実験・正着制御実験・交互通行実験などを行うことで、バスの自動運転の技術実証を行う。
なお同実証実験では、自動運転区間でもドライバーが乗車し、緊急時にはドライバーが運転を行う。

車線維持制御実験と速度制御実験では、BRT専用道上に設置した機器(磁気マーカ)の情報を高感度磁気センサ(MIセンサ)で読み取り、自車位置を正確に特定することで、専用道上を円滑に走行する実験を実施。

正着制御実験では、磁気マーカの情報を読み取り、自動でBRT駅のホームに寄せて停止する実験を実施する。

無線を使用した信号制御による交互通行実験では、車両の位置情報を無線でやりとりすることで、車両1台分の幅のBRT専用道を、自動運転バスと対向車両とが交互に通行するための実験を実施するという。

実験場所は大船渡線BRT「竹駒」駅周辺(岩手県陸前高田市竹駒町)。
実証実験期間は2018年12月12日~2019年3月8日。