【ニュース】 文化都市金沢構想、「実験」をコンセプトに現代版屋台村「とおりゃんせ KANAZAWA FOODLABO」を金沢市・片町で12月13日にグランドオープン 石川県金沢市
2018.12.07
文化都市金沢構想株式会社(石川県金沢市、中川憲太郎代表)は、金沢市の繁華街・片町で現代版屋台村「とおりゃんせ KANAZAWA FOODLABO」(石川県金沢市)を12月13日にグランドオープンする。
「実験」をコンセプトとした同施設には、海老専門店や燻製バーをはじめ、イタリアンやおばんざいなど多彩な8店舗が出店。
屋台という場所が持つ親しみやすさの特性を活かし、料理人と利用客、利用客同士の出会いを創出し、賑わいのドーナツ化現象に対して「食」の力で未来を切り拓いていくとしている。
同施設の名称は「参道」が由来。
2015年まで金沢のパワースポットとして親しまれてきた「小橋(こばし)菅原神社」が位置していた由緒ある場所を再開発するにあたり、神社に隣接する飲食店ビルの通路(参道)を「とおりゃんせ通り」と呼んでいたという逸話から命名した。
同施設は、利便性に富んだ立地でありながら空き物件となっていた、北陸有数の繁華街・金沢市片町の一角に位置。
「屋台」という言葉から思い浮かべる赤提灯やビール箱がない、無機質で現代的な建物で、支払いはキャッシュレス決済を採用するなど、これまでにない新たな屋台村を展開する。
また、イニシャルコストを最小限に抑えたビジネス設計や、2年限定の入居期間というスタイルで、出店者が新業態や新規出店を「実験」しやすい環境を提供。
あらゆる食を集め、食のトレンドや楽しみ方を発信し、金沢の中心部を「食文化の中心地」にする「実験」に取り組む。
「金沢らしさ」を随所に取り入れながら、同時に、既成概念にとらわれない店舗選定やメニュー立案を行うことで、実験室(ラボラトリー)ならではの何が起こるかわからないワクワク感を利用客に提供するという。
出店する8店舗は、スモーク料理とラム酒の店「燻し屋(いぶしや)らむ」、「酔っ払い海老」が目玉の「海老専門店 九代目 海老翔(えびしょう)」、家庭料理を提供する「身体とふところに優しいお店」がコンセプトの「季節のおばんざい 中にし」、鶏ダシを使ったラーメンを提供する「Kanazawa ramen WAKA(カナザワラーメン ワカ)」、輪島直送の干物を金沢で味わえる炉端焼き店「旬楽(しゅんらく)」、「中国料理とシェリー酒 西華房(さいかぼう)」、金沢産を使用したイタリアンの「magazzino38
fatto a mano」(マガジーノ38ファット・ア・マーノ)、和の素材と石川ならではの食材も多数使用した「金沢フレンチ」を提供する「和ビストロ 久遠(くおん)」。