【ニュース】 シンプルライフ協会、移動できる家「タイニーハウス」の暮らし体験施設を旭川駅前でホテルとして試験運用、旭川市との官民協働移住プロジェクト 北海道旭川市
2018.12.07
一般社団法人シンプルライフ協会(北海道旭川市)は、移動できる小さい家「タイニーハウス」を活用した暮らし体験施設を、JR「旭川」駅駅前広場(北海道旭川市)でホテルとして試験運用する。
2019年1月5日にプレオープンし、4月下旬まで運用する予定。
同取り組みは、旭川発「比べ合わない生き方」「無理せず自分らしく生きられるマインド」を提唱するシンプルライフを目的とした活動の第一弾となるもの。
協力は旭川市。
同協会では、運用開始に先立ち、12月15日・16日に、内覧会を実施。
12月15日には内装の仕上げを一緒に行うワークショップを、12月16日には旭川と都市圏の人々の交わりを、起業という点から結びつけるため、シアトル発祥のNPO法人StartupWeekendと組み、プレイベント「StartupWeekend旭川」を行う。
旭川市は、豊かな自然の恵みが人々の心の曇りを和らげ、程よい都会の機能が安心にも繋がることを満たす街だという。
同法人は、自然・人・都市機能の全てがバランス良く織り成している、旭川市で新しい価値観でのライフスタイルが根付くことに挑戦。
旭川への人の流れを継続的に作り出すという旭川市との共通の目的のもと、「ライフスタイル」を官民協働で提案していく取り組みを実施、日本のシンプルライフ発祥の地を目指す。
今回の取り組みでは、15Aの電気使用量、シャワーなどの水量制限など、自分の家ではなかなかやりづらいエコでシンプルな生活を体験してもらう「機能制限ホテル」を設置、スマートロックによる完全無人化されたホテルとして運営する。
また、「あさひかわ北彩都ガーデン」とも協調しながら、ネイチャーカルチャーも提案。
毎年冬の時期に旭川駅前に設置される市民の憩いのスケートリンク「ゆっきリンク」の隣に位置し、より多くの市民に触れてもらえるとしている。
今回のプロジェクトでは、建築パートナーとして国士舘大学理工学部の南泰裕教授、SDGsパートナーとして東京大学教養教育高度化機構国際連携部門の井筒節特任准教授、 Empower Projectで活動してる東京大学生らも迎え、活動を開始した。
また、札幌で学生起業家して活躍している女子大生、フリースキー元世界3位の前田岳哉氏、NPO法人子育てパレットの三浦りさ代表理事、カラフルフーディングコーディネータの成瀬紀子氏など、各界で活躍している人々もメンバーとして加わっているという。
「the tiny house hotel」の所在地は北海道旭川市宮下通8丁目 旭川駅前広場(北広場)。