【ニュース】 積水ハウスとマリオット・インターナショナル、「道の駅」でロードサイド型ホテルを展開、2020年秋より5府県・15カ所でオープン予定 大阪府大阪市
2018.11.29
積水ハウス株式会社(大阪市北区、仲井嘉浩社長)とマリオット・インターナショナルは、国内の各自治体と連携し、「道の駅」をハブにした、「地域の魅力を渡り歩く旅」を提案する地方創生事業「Trip Base(トリップベース)道の駅プロジェクト」を展開する。
ファーストステージでは、ロードサイド型ホテルを2020年秋以降に5府県15か所(計、約1,000室規模)でオープン予定。
その後は順次全国に展開していく予定としている。
同プロジェクトでは、「未知なるニッポンをクエストしよう」をコンセプトに、全く新しい体験型の旅のスタイルを提案。
文化・風習・暮らし・食など、地域に根差した地域資源を地元の人々と共に提供する。
旅行者は、全国各地で人気の「道の駅」に隣接したホテルを、自動車やバイク、自転車などで渡り歩きながら、地域と人とのつながりを感じることで、満足度を高めることができるという。
核となるホテル事業は、ユーザビリティの高いマリオット・インターナショナルの日本初上陸となるホテルブランド「フェアフィールド・バイ・マリオット(Fairfield by Marriott)」により、ロードサイド型ホテルを展開。
ホテルはシンプルにゆったりとくつろぐことのできる宿泊特化型で、食事やお土産などは道の駅をはじめとした地域の店で購入してもらい、地元コミュニティと協力しながら地域とのふれあいを最大化する。
インバウンド需要の更なる拡大や、国内外の旅のスタイルの多様化を見込む。
両社は、積水ハウスの質の高い宿泊施設を短工期で提供できる技術と、マリオット・インターナショナルの高いホスピタリティとグローバルネットワークという双方の強みを生かしながら、趣旨に賛同するアライアンスパートナーと協業し、新しい旅のスタイルを通じ、地方創生・地域活性化の一助となる取り組みを推進するとしている。