【ニュース】 旭屋、B-1グランプリ獲得の「なみえ焼そば」など3商品で百貨店・ギフトショップ向けの「高付加価値商品」を12月より順次発売 福島県浪江町

2018.11.29
合資会社旭屋(福島県浪江町、鈴木昭孝代表)は、「なみえ焼そば」「酒粕みそらーめん」「とまとらーめん」の3商品を、高付加価値が求められる売り場向けの商品としてパッケージをリニューアル、12月1日より百貨店やギフトショップなどで順次発売する。

同社はB-1グランプリで1位になった「なみえ焼そば」の製麺所として知られているが、元々は地元スーパーや学校給食用に麺を卸・販売している地元密着の企業。
東日本大震災とその後の原発事故により避難を余儀なくされ、現在は郡山市と相馬市の2か所を拠点に事業を継続している。

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同社が今回、新たなフィールドとしたのは「高付加価値ギフト市場」。
同社はこれまでにも、「お土産品」としてスーパーや道の駅、高速道路のパーキングエリアなどで取り扱われる商品は展開してきたが、今回は百貨店やギフトショップなど、「高付加価値」が求められる売り場向けの商品を再構築した。

「なみえ焼そば」は、同町で60年前から愛されている焼そばで、超極太麺を使用するのが最大の特徴。
もちもちとした極太麺に濃厚ソースがよく絡み食べ応えのある焼そばで、2011年のB-1グランプリではNo.1のゴールドグランプリを獲得した。

「酒粕みそらーめん」は、同町の老舗酒蔵「鈴木酒造店」(現在は山形県長井市で再開)の醸す純米酒「親父の小言」の酒粕を贅沢に味噌スープにブレンドした濃厚でクリーミーなみそラーメン。

「とまとらーめん」は、いわき市のワンダーファームで生産された「サンシャイントマト」をスープに使用したラーメンで、あっさり風味ながらトマトの旨みとコクを感じる洋風ラーメンだという。

「なみえ焼そば」「酒粕みそらーめん」「とまとらーめん」の内容量は1食。
価格は400円(税別)、賞味期限は常温で90日。
販売先は福島県内の百貨店やギフトショップなど。