【ニュース】 鳥取県で「とっとり松葉がに」漁が解禁、11月7日の初競りで最高値200万円 鳥取県鳥取市

2018.11.08
鳥取県では、11月6日に冬の味覚の代表格「とっとり松葉がに」(ズワイガニの雄)の漁が解禁、11月7日に鳥取県漁業協同組合賀露地方卸売市場(鳥取県鳥取市)で初競りが行われた。

今年は、松葉がにの中でも厳しい基準をクリアしたトップブランド「特選とっとり松葉がに五輝星(いつきぼし)」が初日から3枚水揚げされたという。
昨年の初競りでは1枚も水揚げされなかったため、初日の水揚げは2年ぶりとなる。

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※写真は「特選とっとり松葉がに五輝星(いつきぼし)」と平井鳥取県知事。

中でも最も高いものは、1枚200万円(1.28kg、甲羅の幅146
mm)の高値で落札された。
この価格は2016年の130万円の初競り値を上回る日本最高値で、幸先の良い松葉がに漁のスタートに市場内は大いに沸いたという。

なお同県では、カニがとれる冬季には県名を「蟹取県」に改名し、今年も「蟹取県ウェルカニキャンペーン」と銘打って、観光誘客に取り組んでいる。
キャンペーン期間は2019年2月28日まで。