【ニュース】 三井不動産とプロロジス、大型賃貸用物流施設「MFLPプロロジスパーク川越」を竣工 埼玉県川越市

2018.11.07
三井不動産株式会社(東京都中央区、菰田正信社長)とプロロジス(日本本社:東京都千代田区、山田御酒社長)は11月6日、共同事業として開発を進めていた大型賃貸用物流施設「MFLPプロロジスパーク川越」(埼玉県川越市)の竣工式を実施した。

同施設は、関越自動車道「川越」ICより車で約7分の立地。
西武新宿線「南大塚」駅からも徒歩6分に位置し、通勤利便性に優れ、人材確保にも有利な立地だとしている。
入居企業には、プラスロジスティクス株式会社・多摩運送株式会社・その他物流企業1社の計3社がすでに決定しているという。

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同施設では、全館でLED照明を採用したほか、地下水を植栽潅水・非常時生活用水へ利用、非常用自家発電機や衛星電話、緊急地震速報通知システムを備えるなど、環境やBCPに配慮した最新鋭の仕様とした。
強固な地盤を有し、浸水リスクが少なく、災害に強いエリアに立地しており、今年6月に発生した大阪府北部地震から学んだ対策を実施している。

外壁には、川越の名産品「川越唐桟(かわごえとうざん)」をイメージしたデザインを施したほか、歩行者用入口の前には、小江戸川越にちなんだ江戸彼岸桜をシンボルツリーとした広場を公開、まちや周辺地域とのつながりを大切にした施設づくりを行った。

さらに最上階には、家具や設備に工夫を凝らし、約250席を確保したカフェテリアや、パウダーコーナーのあるトイレを設け、共用部の充実を図ったという。

「MFLPプロロジスパーク川越」の開発地は埼玉県川越市南台1丁目9-3。
敷地面積は5万8,749㎡、延床面積は13万1,272㎡。
構造・規模はRC+S造・地上4階建。