【ニュース】 大和ハウス工業、マルチテナント型物流施設「DPL新富士Ⅱ」を着工、保育所を併設した静岡県内最大の免震物流施設開発 静岡県富士市

2018.11.07
大和ハウス工業株式会社(大阪市北区、芳井敬一社長)は、現在開発中の物流施設専用産業団地「Dプロジェクト新富士」(静岡県富士市)で、静岡県最大となる延床面積約10万㎡の物流施設「DPL新富士Ⅱ」を11月15日に着工する。

今回開発する同施設は、複数のテナント企業が入居可能なマルチテナント型物流施設。
テナント企業の職場環境整備の一環として、「職育近接」の従業員向け保育所やコンビニエンスストアを完備する。
あわせて災害発生時の早期復旧を可能とするため、免震構造を採用するなど、BCPにも対応した防災配慮設計を施す。
また、県内初のダブルランプウェイの採用、トラックの入場予約システムの導入なども行う。

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同施設は、新東名高速道路「新富士」ICより約800mに立地。
関東・中部エリアだけではなく、関西、北陸エリアへのアクセスも容易なほか、今後は、中部横断自動車道が開通することで、信越地方へのアクセスも可能となり、物流エリアの広域化・複雑化が進む中で、テナント企業のニーズに応えることができるという。

今後も同社は静岡県での物流施設展開を加速するため、顧客に対してBTS型(Build to Suit型の物流施設、特定客専用の物流施設)・マルチテナント型の物流施設を積極的に提案するとしている。

「DPL新富士Ⅱ」の所在地は静岡県富士市厚原字込野1699-1、交通は新東名高速道路「新富士」ICより約800m。
敷地面積は4万4,161.87㎡、延床面積は9万9,209.80㎡。
構造はプレキャスト・プレストレストコンクリート造、免震構造。
規模は地上4階建て。
着工日は2018年11月15日、竣工予定は2020年4月。