【ニュース】 ワールド・ワン、農林漁業成長産業化支援機構を引受先とした第三者割当増資で約3億円を資金調達、「6次産業プラットフォーム」構築へ 兵庫県神戸市
2018.09.20
神戸・三宮地区で地方活性化型飲食店を展開する株式会社ワールド・ワン(神戸市中央区、河野圭一社長)はこのほど、株式会社農林漁業成長産業化支援機構「A-FIVE」(政府による出資94.0%)を引受先とした第三者割当増資により、約3億円の資金調達を実施する。
同社グループは「日本の食文化で豊かな未来を創造する」というミッションのもと、「6次産業プラットフォーム」の構築を目指してきた。
これまでにも、地域行政と連携協定を締結、地域の生産者・加工業者と一体となり、地域食材の流通と地域文化の発信を行うことで、郷土活性化支援を行い、そのノウハウを蓄積してきたという。
同社は、今回の資金調達により、さらに官民の連携を強化し、それぞれの地域の課題や実情に合った活性化を共に進め、連携地域の拡大を図る。
また、6次産業プラットフォームが有する特定郷土型の飲食店舗、EC、郷土企画(雑誌・旅行等)という複数の販売チャネルが連動することにより、郷土活性化という統一コンセプトを具体化、生産者と消費者をより深く結びつけていく新たな取り組みが可能になるとしている。
同社の設立は1996年6月28日。
事業内容は地域連携事業、飲食店及び食品販売店の経営、食品加工、流通。
資本金は4,950万円。