【ニュース】 近商ストア、とくし丸と提携、移動スーパー「とくし丸」2号車の運行を近商ストア槇塚台店周辺で10月1日より開始 大阪府堺市

2018.09.18
株式会社近商ストア(大阪府松原市、粕本源秀社長)は、株式会社とくし丸(徳島県徳島市、住友達也社長)と提携、近商ストア槇塚台店周辺(堺市南区)で、近商ストアとしては2台目となる移動スーパー「とくし丸」2号車の運行を10月1日より開始する。

移動スーパー「とくし丸」は、今年4月4日から近商ストア生駒店周辺(奈良県生駒市)で、近商ストアとしては1台目の運行を開始。
今回は、槇塚台店が10月1日から約1年間の予定で建て替え工事を実施することから、日常の買物に不自由している人たちの買物をサポートするため、軽トラックに生鮮食品や惣菜・日用品等、約400品目1,200点を積み込む移動スーパー「とくし丸」を運行するというもの。

なお、同店の建て替え工事後も「とくし丸」の運行は継続予定。
2018年8月末時点、44都道府県で展開し330台以上を運行しているとくし丸では、利用客の個別宅に訪問して販売を行うため、一人暮らし高齢者の「見守り役」にもつながるという。

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昨今、日本では「買物弱者(買物難民)」と言われる日常の買物に不自由する人たちが激増。
その数は、経済産業省の2015年調査によると全国で約700万人以上に上る。

同社では、近鉄グループの地域密着型スーパーマーケットとして、これまでにも主に奈良県北部の店舗を中心に、店頭で買い上げた商品を自宅まで届ける「宅配サービス」 や、買物を終えて帰る人のタクシー代の一部を負担する「楽タクサービス」等を行ってきたという。

移動スーパー「とくし丸」の取り組みは、他店舗での運行も検討しており、今後の対象エリアやサービス拡大に向け、販売パートナー(個人事業主)の募集も行っている(説明会を随時開催)。

近商ストア槇塚台店周辺で運行を開始する移動スーパー「とくし丸」の運行台数は1台(近商ストアとしては2台目)。
対象エリアは近商ストア槇塚台店(堺市南区)店舗周辺エリア。
対象商品は生鮮食品やお惣菜・日用品等、約400品目・1,200点を積み込む。
運行開始日は2018年10月1日。
運行日は3ルート設定し、1ルートを毎週2回訪問予定。
ルート名は槇塚台ルート・晴美台ルート・高倉台ルート。