2018.09.13
鬼押出し園（群馬県嬬恋村、酒井晃支配人）は、通常は見学できない江戸時代から伝わる風穴をジオパーク認定ガイドが同行して説明する「風穴ツアー」と、台東区上野にある東叡山寛永寺観の僧侶と園内をめぐる特別拝観「僧侶と歩く鬼押出し園」を9月15日より開催する。

同企画は、6月に創建60周年を迎えた浅間山観音堂が東叡山寛永寺の別院として建立されたことに由来し、輪番の寛永寺僧侶と園内を歩いて浅間山観音堂に参拝し、堂内で法話や法要を行うというもの。
例年この時期は、園内の20種類以上の樹木が順に色づいていく紅葉の季節だという。

風穴とは、天明3年の浅間山大噴火の際、噴出した膨大な溶岩が徐々に冷え固まる際に、内部の高熱なガス体や冷え切らない溶岩が抜け出すことで形成された空洞。
内部は低温で、冷蔵庫として使用されていたこともある。

風穴ツアーの開催日時は9月15日・22日・10月6日の15時、9月
16日・23日・10月7日の10時～・14時～。
僧侶と歩く鬼押出し園の開催日時は9月18日・10月18日の13時～、9月27日・10月17日の11時～・13時～。
集合場所は鬼押出し園 惣門前（5分前までに集合）。
催行人員は1回30名まで、所要時間は約45分（天候により実施を休止する場合あり）。

鬼押出し園の所在地は群馬県吾妻郡嬬恋村鎌原1053、交通はJR北陸新幹線・しなの鉄道「軽井沢」駅よりバスで約40分、しなの鉄道「中軽井沢」駅よりバスで約30分、JR吾妻線「万座・鹿沢口」駅よりバスで約25分。
入園料は650円。