【ニュース】 KDDIと日本観光振興協会、上士幌町の観光基本計画づくりを共同で開始、KDDIが行政計画策定を初めて受託 北海道上士幌町
2018.09.04
KDDI株式会社(東京都千代田区、髙橋誠社長)と公益社団法人日本観光振興協会(東京都港区、山西健一郎会長)はこのほど、北海道上士幌町の観光基本計画づくりを共同で開始した。
同業務は、KDDIが同町から「上士幌町観光基本計画・戦略策定業務」を受託して実施するもの。
同町は、国内最大の公共育成牧場「ナイタイ高原牧場」、全ての宿が源泉かけ流しの「ぬかびら源泉郷」、北海道遺産「旧国鉄士幌線コンクリートアーチ橋梁群」など、様々な観光資源を有している。
また、ふるさと納税を活用した定住支援・子育て支援施策により、人口の増加を実現するなど、先進的な試みも行っているという。
同業務では、KDDIが事務局となり、日本観光振興協会とともに、同町の2019年度~2023年度にわたる5年間の観光振興の施策や方針を、同町役場や同町の策定委員会、関係事業者、住民と共に作成する。
KDDIが行政計画を受託・策定するのは、今回が初の試みとなる。
同町では今年6月に観光地域商社「karch」が設立、日本版DMOの登録を目指す。
2019年度にはナイタイ高原牧場レストハウス、2020年度には「道の駅(仮称)バルーン」が開業予定だという。