【ニュース】 JA全農やまなしと富士急行、高速バスを活用した貨客混載による、県産農産物・加工品などの販路拡大事業を開始 山梨県甲府市

2018.08.29
全国農業協同組合連合会山梨県本部(山梨県甲府市、梶原一明本部長)と富士急行株式会社(山梨県富士吉田市、堀内光一郎社長)は8月29日、高速バスを活用した貨客混載による、山梨県産の農産物・加工品などの販路拡大事業を開始する。

同事業は、「産地直送あいのり便」として、JA全農やまなしが運営する農産物直売所「たべるJA(じゃ)んやまなし」が集荷した山梨県の朝どれ野菜や果物・加工品・都内で流通していない品種の農産品を、新鮮なまま定期的に都内に届けるというもの。
富士急山梨バス株式会社(山梨県富士河口湖町、上原厚社長)が運行する高速バスの新宿方面行き車両のトランクスペースを活用する。

輸送時間は、中央高速バス「甲府新宿線」のうち、9時35分上阿原車庫発(バスタ新宿12時10分着予定)、11時45分甲府駅発(バスタ新宿13時55分着予定)の2便。
農産物の積み込みは、富士急山梨バス甲府営業所上阿原車庫で実施する(8月29日は11時45分甲府駅発のみ)。
専用の輸送用BOX(縦60cm×横:65cm×奥行:43cm)を使用し、トランクルームへの積載数は最大6箱。
輸送用BOXはバスタ新宿到着後、富士急行東京本社まで回送し、新宿タカシマヤまで配送する。

なお新宿タカシマヤでは、8月29日~31日の3日間、正午より2階
JR口特設会場で記念イベントを開催、 山梨県産のシャインマスカット・巨峰・ピオーネ・ナス・きゅうり・トマトなどを販売する。
共催はJA全農やまなし、株式会社アップクオリティ、富士急行株式会社。

両者は今後、貨客混載「産地直送あいのり便」を活用し、都内の小売店飲食店などにも販路を拡大、同県産農産品の魅力を多くの人々に伝えていく予定だという。