【ニュース】 ホライズン、貸主が直接掲載できる賃貸総合サイト「ARU-R」を開設、一般賃貸・マンスリーマンション・シェアハウス・民泊などをひとつのサイトに統合 神奈川県横浜市

2018.08.09
賃貸不動産サイトの運営を手掛けるホライズン(横浜市中区、山口千秋代表)は8月5日、貸主が直接掲載できる賃貸総合サイト「ARU-R(あるあ~る)」を開設した。

賃貸不動産には、一般的な長期間賃貸、家具付きのマンスリーマンション、コミュニティーやスキルアップ向上のコンセプト付きシェアハウス等があり、マンスリーマンションやシェアハウスでも長期契約が可能だが、いずれも専門サイトしかなく、横断的に検索することが難しかったという。

今回同社が開設した賃貸総合サイト「ARU-R(あるあ~る)」は、一般賃貸・マンスリーマンション・シェアハウス・民泊をひとつのサイトに統合。
こうした賃貸総合サイトは国内初だという。

同サイトの特徴は、「民泊」にも対応している点。
民泊は法規上、条例等が厳しく、課題が多いが、民泊+マンスリーマンション、民泊+シェアハウスの併用を検討している貸主にはとくに利便性の高いサイトだという。

また、一般賃貸では、周辺に新築が建てばそちらに借主が流れるため、仲介会社の営業担当者もこうした「決めやすい物件」に注力したり、または広告費が多くとれる物件から紹介したりする傾向が強いことから、貸主側からすれば、なかなか成約しない、成約しても短期間で退去する、といった課題を抱えていた。
一方、同サイトでは、貸主が直接物件を掲載できることから、オーナー自らが行動し、募集することが可能となっている。

なお同サイトでは、一般賃貸のほか、長期契約が可能なマンスリーマンションやシェアハウスも掲載可能。
こうした物件は、短期~長期を選択できるタイプ、選択できないタイプで家賃(料金)の徴収方法の違いがあり、それがサイト構築上、大きな壁となったが、エンジニアの協力でこの課題をクリアし、無事完成に至ったとしている。

賃貸総合サイト「ARU-R(あるあ~る)」の利用料金は1枠月額
500円(税別)。
利用条件は貸主限定、一般賃貸・マンスリーマンションの掲載は1部屋毎に1枠、シェアハウス・民泊の掲載は物件毎に1枠。