【ニュース】 西武ホールディングスなど、池袋旧本社ビル建替え計画の建物名称を「ダイヤゲート池袋」に決定 東京都豊島区
2018.08.01
株式会社西武ホールディングス(埼玉県所沢市、後藤高志社長)は、同社傘下の西武鉄道株式会社(埼玉県所沢市、若林久社長)が保有し、株式会社西武プロパティーズ(埼玉県所沢市、上野彰久社長)が開発を推進する「(仮称)西武鉄道池袋ビル(池袋旧本社ビル建替え計画)」(東京都豊島区)の建物名称を「ダイヤゲート池袋」に決定した。
同計画は、西武鉄道池袋線の線路上空と西武鉄道所有地の線路西側の用地を活用し、低層部分に商業店舗を配した地下2階・地上20階、延床面積約5万㎡のオフィスビルを建設するもの。
オフィスフロアの基準階貸室面積は、池袋エリア最大の約2,100㎡となり、総貸室面積では池袋エリアでトップクラスとなる。
開業は2019年春の予定。
今回決定した建物名称「ダイヤゲート池袋」は、鉄道の運行表であるダイヤグラムをイメージさせる特徴的な外観や、タワーボディの外殻を菱型に包む鉄骨ブレースが陽光を受ける輝きを「ダイヤ」で、同ビル最大の特徴である線路を跨いで建ち、電車が建物の下をくぐり抜ける様子を「ゲート」で表現したもの。
オフィスフロアの入居企業には、レンタルオフィス・コワーキングスペースの世界最大手「リージャス・グループ」が手掛けるサービスオフィスや、全国・海外に2,000室以上の貸会議室を展開する「ティーケーピー」の入居が決定している。
なお、同ビルの14~18階の5フロアには西武ホールディングスをはじめ、プリンスホテル、西武プロパティーズのグループ3社の入居も決定しているという。
「ダイヤゲート池袋」の所在地は東京都豊島区南池袋一丁目21番
23他(地名地番)。
敷地面積は約5,530㎡、延床面積は約4万9,661㎡。
構造・規模は鉄骨造(一部鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造)・地下2階地上20階。
総事業費は約380億円。
新築竣工予定は2019年3月。