【ニュース】 別府ロープウェイ、山麓側の「別府高原」駅を大幅改装、各案内に多言語表記、山上中継ディスプレイなどを設置 大分県別府市
2018.07.18
別府ロープウェイ(別府ロープウェイ株式会社、大分県別府市、榎本方士社長)はこのほど、山麓側に位置する「別府高原」駅を大幅改装した。
同ロープウェイは、「別府高原」駅(高さ500m)から、阿蘇くじゅう国立公園・鶴見岳(高さ1,375m)の山上に位置する「鶴見山上」駅(高さ1,300m)までを10分で運行。
今回の大幅改装では、内装を一新したほか、各案内の多言語表記、山上中継ディスプレイの設置等を実施した。
駅の改装では、今まで分かれていた切符売り場と売店のカウンターがフロア中央でひとつに統合。
天井からの下がり壁にはピクトグラムのほか、日本語・英語・中国語・韓国語の4ヶ国語を表記した。
改札口の幅も最大1m50cmと広くしたほか、全体的に木目を基調とし、高原駅の名前にふさわしい、やさしい雰囲気の内装へと改装したという。
その他、切符売り場にデジタル時刻表と4ヶ国語表記の運賃表を設置。
鶴見岳山上の今の様子がわかる中継モニターも設置し、別府高原駅にいながら、山上からの展望やミヤマキリシマ・紅葉・積雪・霧氷の様子などがリアルタイムでわかるようにした。