2018.07.11
株式会社スギ薬局（愛知県大府市、杉浦克典社長）とアイシン精機株式会社（愛知県刈谷市、伊勢清貴社長）は、豊明市健康長寿課の支援を受け、同市仙人塚地区で、高齢者を中心とした地域の人々の健康維持・増進を目指した移動支援サービスの実証実験を7月24日より開始する。

高齢化が進む中、いわゆる「買い物難民」の増加が社会問題化する中、こうした人々は、同時に自力での通院が困難なことから適切な診療・服薬指導を受けることが困難な「医療難民」でもあると考えられている。

今回の実証実験では、地域の人々と医療機関や公共施設、フィットネス・スーパーマーケット等の施設を結ぶ「乗り合い送迎サービス」を提供。
より多くの人々が適切な診療と服薬指導、総合的な健康相談を受けることができ、社会活動や買い物等にも気軽に出掛けられる環境を創出するという。

乗り合い送迎サービスの実証実験の内容は、指定地区から豊明市内・近郊の医療機関を中心とした指定停留所への乗り合い型の送迎サービス。
事前に複数の利用者の希望目的地・希望到着時刻を専用システムで計算し、効率的な送迎サービスを運行する。
実証実験の期間は7月24日～12月25日。
実施場所は愛知県豊明市仙人塚地区。
対象者は指定地区に居住する人々（事前に会員登録が必要）。
実施主体は乗り合い送迎サービス「チョイソコ」事務局（スギ薬局とアイシン精機が運営）。
サービス実施時間は9時～16時。