【ニュース】 鈴鹿サーキット、三重大学教育学部監修の「新学校団体プログラム」を7月より本格運用、「未来のクルマ」を題材に「ジグソー学習」 三重県鈴鹿市

2018.07.10
鈴鹿サーキット(三重県鈴鹿市、株式会社モビリティランド、山下晋社長)は、国立大学法人三重大学(三重県津市、駒田美弘学長)教育学部の監修により、共同開発を進めてきた「新学校団体プログラム」を7月より本格運用する。

同プログラムは、文部科学省が告示する「新小学校学習指導要領」に沿って形成された鈴鹿サーキット独自の学習プログラム。
昨年度は小学5・6年生を対象に12校で試験実施を重ね、産学連携に関わる包括協定を締結している三重大学教育学部教授のアドバイスを基に改良を加えてきたという。

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同プログラムでは、「未来のクルマ」を題材に「アクティブ・ラーニング」手法のひとつ「ジグソー学習」を用いて、各グループのメンバーが「メカニック体験」「デザイナー体験」「モータースポーツ体験」「エネルギー実験」の異なるワークショップの中から興味のあるものを選択する。
「ジグソー学習」とは、グループのメンバーがそれぞれ異なる学習をしたあと、学んだことを持ち寄り、他のメンバーに発表をしながらジグソーパズルを解くように課題に取り組む手法。
異なる視点から意見交換をすることで自動車産業や環境についての学びを深め、子ども同士の活発なコミュニケーションを促すとしている。

鈴鹿サーキットでは、「新学習指導要領」に対応した同プログラムの提供を通じ、自動車産業への興味醸成と社会貢献を目指すという。