【ニュース】 豊田市足助地区の夏の風物詩「たんころりんの夕涼み」が8月4日~15日に開催、700基以上の行灯を重伝建の町並みに設置 愛知県豊田市
2018.07.09
豊田市足助地区では、700基以上の竹かごと和紙で作った行灯「たんころりん」が足助の古い町並みに設置される「たんころりんの夕涼み」を8月4日~15日の期間開催される。
期間中は、「たんころりん」の優しい灯りが、古い町並みにぽつりぽつりと続き、町かどではミュージシャンの演奏が響く、風情ある催しを楽しめるという。
併せて同地区では、8月13日に初開催の「越中八尾おわらinあすけ」、8月13日・14日に「足助川万灯まつり」、8月14日に「花火大会」、8月15日に「地蔵まつり・灯篭流し」「金魚花火」が開催される。
「たんころりんの夕涼み」は2002年、気の合う仲間が集まって10基ほどの行灯を作ったのが始まり。
年々仲間が増え、地区の人々が行灯の数を増やし、今では700基を超える大イベントとなった。
「たんころりん」とは、竹かごと和紙で作った円筒形の行灯のこと。
かわいらしい名前は灯りの元となる「ひょうそく」という道具の形がひょうたんの形に似ていることから、その昔、「ひょうたんころりん」「たんころ」と呼ばれていたことに由来し、今ではこの竹かごとひょうそくを合わせて地元住民からは「たんころりん」と呼ばれているという。
「たんころりんの夕涼み」の開催期間は8月4日~15日。
開催場所は愛知県豊田市足助町(足助重伝建の町並み一帯と香嵐渓)、交通は東海環状線「豊田勘八IC」より15km。