【ニュース】 SATORU、民泊新法を利用した古民家再生施設「SHARE BASE 昭和村」を7月1日に開業、地域活性化プロジェクト「SHARE BASE プロジェクト」の第1弾 福島県昭和村
2018.06.29
株式会社SATORU(福島県昭和村、橋本浩寿代表)は、地域活性化プロジェクト「SHARE BASE(シェアベース)プロジェクト」の第1弾となる「SHARE BASE 昭和村」(福島県昭和村)を7月1日にオープンする。
同施設は、今年6月15日に施行となった「住宅宿泊事業法(民泊新法)」を利用した、築150年を越える古民家再生の民泊可施設。
「共有できる秘密基地」をコンセプトに、同村に移住した同社3名により、DIYを中心としたリフォームを施したのち、開業に至った。
施設内では、日本の原風景の残る田舎の環境を生かし、旅の拠点や研修、制作活動の拠点としながら、田舎暮らし体験やアウトドアを満喫するなど、複数の滞在者が自由に過ごすことができるという。
施設の形態は、古民家1棟を共有するゲストハウス形式で、宿泊室は計3室。
共有スペースには、約16畳の居間と約24畳の大広間などがあり、共有のダイニングキッチンにはカウンターを設けた。
古民家の奥座敷は、今後の施設の発展要素として手つかずのまま残されている。
既存の古民家の形をできる限り残し、「地域性」を感じてもらいたいという想いから、宿泊営業日数は限られるものの、より柔軟な「住宅宿泊事業法(民泊新法)」の適用物件として運営を開始するに至った。
また、利用者向けには1口3,000円~の会員制度も設け、施設を会員価格で利用できる他、口数に応じた会員ランクも検討している。
その他、会員限定プログラムへの参加、同施設をさらに発展させるアイディアの採用チャンスや、イベントの企画開催、個展の開催など、同施設を利用したチャレンジを奨励していくとしている。
「SHARE BASE 昭和村」の所在地は福島県大沼郡昭和村大字野尻字元町4488。
定休日は不定休。