【ニュース】 京浜急行電鉄、地元大田区の町工場の技術力とクリエイターの創造力が集う活動拠点「ものづくり複合施設」を京急線大森町~梅屋敷駅間の高架下で2019年春に開業 東京都大田区

2018.06.18
京浜急行電鉄株式会社(東京都港区、原田一之社長)は、京急線大森町~梅屋敷駅間の高架下スペースで、地元地域の「町工場」と「クリエイター」の拠点を整備、新旧のものづくりが融合した「ものづくり複合施設」(東京都大田区)を2019年春に開業する。

同施設は、蒲田エリアで工房やシェアオフィス等クリエイターのための拠点づくりを行う株式会社アットカマタ(東京都大田区、茨田禎之社長)との連携により、コワーキング施設を整備し、クリエイターの拠点として活用するもの。
2018年夏よりイベントの開催を通じ、プロジェクトを推進する。

大田区は、大規模製造を支えてきた町工場が集積し、都内で最大の事業所数・従業員数規模を誇る。
近年はデザイン力や発想力を持ったクリエイターが流入し、新しいネットワークが形成されつつあるエリアでもあるという。

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同複合施設には、地元町工場を受け入れる工場施設や、高架下で働く人々や地域住民の憩いの場となる飲食店舗等も整備。
同高架下に、技術力を有した町工場と発想力を有したクリエイターが共存する環境を創出することで「新しいものづくり」を発信する拠点づくりを行っていくとしている。

さらに、次世代のものづくりを実践する人や地域に住む人など、誰でも参加できるオープンなイベントとして、2018年7月から「ラウンドテーブル」を開催(主催は京浜急行電鉄、事務局はアットカマタ)。
エリアの活性化やこれからの時代に求められる「新しいものづくり」について、地域とともに自由に議論していくという。

「ものづくり」をテーマとした複合施設の所在地は東京都大田区6丁目付近(京急線大森町~梅屋敷駅間高架下)。
敷地面積は約2,283㎡、延床面積は約1,150㎡。
規模・構造は鉄骨造8棟(平屋建7棟、地上2階建1棟)。
施設機能は工場、オフィス、飲食店舗。
着工日は2018年8月(予定)、竣工日は2019年春(予定)、開業日は2019年春(予定)。
なお、施設の詳細については今後あらためて発表するとしている。