2018.06.07
奄美イノベーション株式会社（鹿児島県奄美市、山下保博社長）は6月1日、徳之島で民家を改修した1棟貸しの宿泊施設「伝泊・徳之島 海亀ビーチの宿」（鹿児島県天城町）をオープンした。

宿泊施設「伝泊（でんぱく）」とは、その地域の伝統的構法で建てられた民家や、伝説的なストーリーを持つ建物を改修した「伝統的・伝説的な建築と集落と文化」を次の時代につなげるための宿泊施設。
奄美出身で同社代表の建築家・山下保博氏（建築設計事務所アトリエ・天工人主宰、東京都渋谷区）は、空き家問題や地域コミュニティの衰退に対する挑戦として、2016年より「伝泊」の設計・運営を手掛けている。

奄美群島での「伝泊」は、2016年に1棟目を立ち上げて以来、
2017年までに奄美大島に4棟、加計呂麻島に2棟展開しており、今回初めて徳之島にオープンする「海亀ビーチの宿」は7棟目の施設。
徳之島では今後、観光業の大きな伸びが期待されており、伝泊では今年の夏までに、さらに合計5棟のオープンの準備を進めているという。

今回完成した「海亀ビーチの宿」は、海辺に建つ南国情緒あふれる小さな一軒家。
もともと住居として使われた空き家の民家を改修し、海に面したデッキを新設した。
宿のすぐ前には、美しいビーチが広がるという。

「伝泊・徳之島 海亀ビーチの宿」の所在地は鹿児島県大島郡天城町与名間608-3。

宿泊予約は
伝泊・徳之島 海亀ビーチの宿