【ニュース】 ポートと那珂川町、地域の人口動態調査に向け、アプリケーションを使用した転出転入データの分析事業を開始 福岡県那珂川町
2018.06.01
ポート株式会社(東京都新宿区、春日博文代表)と福岡県那珂川町は、地域の人口動態調査に向け、アプリケーションを使用した転出転入データの分析事業を開始する。
住民の転出転入にあたってのリアルな声をデータとして収集・分析を行うことで、本質的な課題に焦点を当て、戦略的な地域の発展への各種取り組みを実施していくための基盤を構築するという。
同事業では、転入・転出届の真の理由をあぶりだすためのアンケートの設計、転入・転出アンケートアプリの開発、転出転入申請の待ち時間を使ったアンケートの実施・データ収集支援、収集した転出入データの分析、分析結果に基づく人口減少対策の戦略策定を行う。
個人が特定できる情報は収集せず、あくまで転出転入の背景を探るのが目的。
これにより、住民の生の声をまちづくり戦略に反映、有効的な移住定住施策や経済活性化戦略実施へ導くとしている。
同社は今後、同町での取り組みを皮切りに、様々な地域で横断的なデータ解析への展開も視野に入れ、それぞれの地域独特の課題を抽出し、地方公共団体での転出入に係る人口動態のデータベース化を目指す。