【ニュース】 上関まるごと博物館、上関の自然や漁師文化の体験、交流の拠点となる体験型宿泊施設「マルゴト」のお披露目会を開催 山口県上関町
2018.04.13
一般社団法人上関まるごと博物館(山口県上関町、高島美登里代表理事)は4月6日、同町の自然や漁師文化の体験、交流の拠点となる体験型宿泊施設「マルゴト」のお披露目会を開催した。
瀬戸内海に面した山口県南部に位置する上関町には、有識者が「奇跡の海」と称するほど稀少な海生生物や絶滅危惧種の鳥類が多く生息。
体験型宿泊施設「マルゴト」は、その自然を次世代に残し、多くの人に体感してもらい、自立したまちづくりを進めていくことを目的に活動する「上関ネイチャープロジェクト」の拠点として設立したもの。
クラウドファンディングで費用の一部を得て、築40年の古民家を改修、当面はセミナーハウスとして活用し、今年6月頃には宿泊施設としてオープンするという。
お披露目には、クラウドファンディング出資者や報道関係者、支援を続けてきたアウトドア企業パタゴニア日本支社のスタッフなど約30名が参加。
「マルゴト」の設立までの経緯やコンセプトの説明、施設見学のほか、地元漁師による真鯛のさばき方実演、魚拓体験、タケノコ掘りや無農薬のレモン狩りなど、上関の自然を体験できるプログラムを実施した。
後半には、漁師がさばいた地魚の漁師飯がふるまわれ、地元の人々と参加者が交流を深めたという。