2018.04.12
東急不動産株式会社（東京都港区、大隈郁仁社長）と株式会社東急リゾートサービス（東京都港区、熊沢基好社長）は、2016年4月に発生した熊本地震により甚大な被害を受け、営業を中断し、休業していた「阿蘇東急ゴルフクラブ」（熊本県南阿蘇村、1976年7月開業）の営業を7月21日に再開する。

予約受付開始は4月21日より。
一部コースの復旧工事を継続して進めている関係上、当面はアウトコース9ホールのハーフ営業となる。
18ホールでの営業再開は、2019年春頃を目指しているという。

同ゴルフ場は、熊本地震でクラブハウスが全損したほか、コース内では地割れやグリーンの損傷、進入路の崩壊、インフラの損傷など甚大な被害を受けた。
また熊本市内からゴルフ場までの主要アクセスを担っていた阿蘇大橋の崩落などもあり、ゴルフ場の休業を余儀なくされていたという。

周辺では各種インフラが復旧しているほか、2017年8月には長陽大橋が開通、交通網の復旧が進んでいる。
両社では、隣接していた保養所施設「アソシエート」を震災後に取得し、全損したクラブハウスの代替施設として改修工事を実施、新たにクラブハウスとなる旧アソシエートで営業を再開する。

阿蘇東急ゴルフクラブの所在地は熊本県阿蘇郡南阿蘇村河陽4369-1、交通は九州自動車道「熊本」ICより25km（車で約35分）。