【ニュース】 藤田観光、デンマーク・ノルディスクと提携、五島市で旧小学校の校舎を活用し、テント型グランピング施設を8月に開業 長崎県五島市

2018.04.05
藤田観光株式会社(東京都文京区、瀬川章社長)は、ノルディスク(デンマーク、エリック・ヨハネス・モラー代表)・株式会社ノルディスクジャパン(東京都港区、鷲崎広信代表)と業務提携、テント型グランピング施設「Nordisk Village Goto Islands(ノルディスクヴィレッジ ゴトウ アイランズ)」(長崎県五島市)を8月に開業する。

五島市は、日本の渚百選にも選ばれた高浜海水浴場をはじめとしたビーチで過ごすバケーションと、教会群で聖地巡礼を同時に楽しめる、世界でもここにしかない観光資産を持つ場所。
現在、「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」として世界遺産登録を目指しており、今後、国内外から多くの人が来訪する可能性があるという。

建物は、旧田尾小学校の校舎を改装し、フロントやカフェレストラン、客室とキッチンの付いた宿泊施設として活用する。
グラウンド部分には、コミュニティキッチンを中心にノルディスクを代表するテント「ヴァナハイム」と「アスガルド」を合計10棟配置。
テント内には2~4台のベッドや寛げる家具、冷蔵庫などの電化製品を設置し、快適な居住空間を提供するという。

同施設では、Nordisk Villageのコンセプト「そこでしかできない体験」を提供するため、地元の「一般社団法人田尾フラット」と、ディスティネーション開発のプロ集団「株式会社wondertrunk&
co.」と協力体制を組み、着地型のツーリズムや地元食材を活用した食事など、「ここでしかできない体験」を企画する。

藤田観光は今後、アウトドア空間でホテルの快適性を楽しむことができるグランピング施設「藤乃シリーズ」(4月27日に静岡県御殿場市で1号店を開業予定)と、よりキャンプに近いテント型グランピング施設「Nordisk Village」の2つのブランドを、地域やターゲット、体験価値に応じて展開するという。

「Nordisk Village Goto Islands」の所在地は長崎県五島市富江町田尾1233、交通は福江空港よりバス・タクシーで約30分。
敷地面積は約1,500坪。
客室数はノルディスクテント10室、収容人員は最大40名。
付帯設備はレセプション、3室+キッチンの宿泊施設、カフェレストラン(一般社団法人田尾フラット運営)。
料金は1泊室料が1万5,000円~(大人1名料金、税別)。
予約開始は2018年6月予定、開業は2018年8月予定。