【ニュース】 ゲストハウス運営のレアル、京町家のゲストハウスを小学生に開放、学習の場として無償で提供 京都府京都市

2018.04.03
京都市内でホテル・ゲストハウスを40施設運営する株式会社レアル(京都市下京区、児玉舟代表)は、自社で管理する京町家のゲストハウスを小学生に開放、学習の場として無償で提供する。

第一弾では4月より、京都市内のインターナショナルスクールに呼びかけ、小学生に京町家の見学会を開催。
実際の建物を利用し、京町家の歴史や建築を生徒が学ぶ場を設ける。

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また、京町家の建築に関する理解を深めてもらうため、「京町家かるた」「折り紙」等の教材を社員が独自に制作。
生徒達が遊びながら学習し、京町家の存在をより身近に感じてもらえるようにした。

京都市内で確認される京町家は現在、約3万軒余り。
ビル開発などにより、年間約700軒が取り壊されていると言われており、その保全が急務となっている。
京町家を活用したゲストハウスを展開する同社では、京町家の減少に歯止めをかけるため、住民の意識改革とともに小学生からの教育が必要と考え、今回のイベントを企画したという。