【ニュース】 藤田観光、宿泊特化型ホテルの新ブランド誕生、1号店は浜松町で2019年夏にオープン 東京都港区
2018.02.14
藤田観光株式会社(東京都文京区、瀬川章社長)は、アクティブに旅を楽しむ「ミレニアル世代」の訪日外国人を主要ターゲットとした、宿泊特化型ホテルの新たなブランドを立ち上げる。
2019年夏に新ブランド第1号店となるホテルを東京都港区浜松町に、2020年初めには2号店を浅草に出店する予定。
今回新たに立ち上げるホテルブランドのコンセプトは「Active & Relax」。
日本の旅の中心にあるトラベルハブホテルを目指す。
客室はデスク等の家具を必要最低限に留め、浴室はシャワーブースのみとし、デッドスペースを荷物収納に活用するなど、12㎡とコンパクトでありながらもリラックスできる空間を提供。
また、ロビーはフォトジェニックでハイセンスな空間とし、朝はラウンジで無料の軽食やコーヒーを提供、利用客同士のコミュニケーションスペースとしても利用可能とする。
さらに、AIコンシェルジュを設置するなど最新技術も活用し、サービスの効率化により、ローコストオペレーションを構築するという。
同社では、すでに宿泊主体型ホテルのブランドとして「WHGホテルズ(ワシントンホテル、ホテルグレイスリー)」を全国に34ヵ所展開。
近年はアジアをはじめとする海外からの個人旅行客(FIT)が急増しているという。
そのなかでも比較的若い「ミレニアル世代」が新たな消費ターゲットとなりつつあり、同社としても、こうした手軽な価格とサービスでアクティブに旅を楽しみたいという「ミレニアル世代」の需要を積極的に取り込んでいく。
加えて、訪日外国人増加を背景として首都圏を中心に逼迫する新規ホテル開発市場において、今回の新ホテルブランドが出店検討機会の幅を増やすことになり、新規開発の加速を図る。
想定利用客層は、訪日外国人旅行者の中でもローコストでアクティブに旅を楽しむミレニアル世代の利用客に加え、国内の同世代。
価格帯は2名1室1万円前後を想定(エリアにより異なる)。
想定出店エリアは、当面は都内へ集中出店を行い、2021年までに5店舗を目指す。
その後、外国人宿泊者数が多い大都市への出店を検討するという。
浜松町新ブランドホテル計画の所在地は東京都港区海岸1丁目13(住居表示)。
施設は客室数190室、ロビー。
客室面積はツインルーム・約12㎡。
開業予定は2019年夏(予定)。
浅草新ブランドホテル計画の所在地は現在準備中。
開業予定は2020年初め(予定)。