【ニュース】 由利高原鉄道、「鳥海山 木のおもちゃ美術館」開館に合わせ、クラウドファンディングで「一口駅長」の募集を開始 秋田県由利本荘市
2018.02.05
由利高原鉄道株式会社(秋田県由利本荘市、春田啓郎社長)は2月1日、クラウドファンディングで「一口駅長」の募集を開始した。
同社沿線では、国の登録有形文化財「旧鮎川小学校」の木造校舎を由利本荘市が改修し、2018年7月に「鳥海山 木のおもちゃ美術館」として開館する予定となっている。
今回、「一口駅長」を募集するのは、同美術館最寄りの「鮎川」駅。
同駅周辺を「おもちゃ駅」として整備するほか、同社が車両を提供し、同市が列車を改装する「おもちゃ列車」の準備も進められているという。
「鳥海山 木のおもちゃ美術館」は、「東京おもちゃ美術館」3つめの姉妹館として開館するもの。
国の登録有形文化財「旧鮎川小学校」の木造旧校舎に木育(モクイク)玩具を設置、秋田の木のぬくもりたっぷりの空間で、子どもから大人まで楽しめる多世代交流型ミュージアムを企画している。
これに合わせ、美術館最寄り駅となる「鮎川駅」周辺では、現在の無人の小さな駅を、雪が降っていても列車やシャトルバスが待てるように整備するほか、現在ある自転車置き場なども改修。
美術館の最寄り駅にふさわしい美しい駅舎にする計画だという。
クラウドファンディングで募集する「一口駅長」には、地元の本荘こけし職人がつくる「ミニ駅長こけし」や、支援者名入りのこけしの駅長室設置など、様々な特典を用意したという。
募集期間は4月24日まで。