【ニュース】 近畿日本鉄道と奈良県立磯城野高等学校、「大和野菜列車」を3月21日に観光列車「つどい」で実施、生徒が栽培した大和野菜を使用、「手造りお弁当」でおもてなし 奈良県田原本町
2018.01.26
近畿日本鉄道株式会社(大阪市天王寺区、和田林道宜社長)と奈良県立磯城野高等学校(奈良県田原本町)は、生徒がおもてなしをする「大和野菜列車~味覚で感じる大和の伝統野菜~ツアー」を3月21日に観光列車「つどい」で実施する。
同ツアーは、同校バイオ技術科の生徒が校内の農場で栽培する大和野菜のうち、3月に収穫する「大和まな」と「千筋(せんすじ)みずな」を取り入れた食材を使用し、フードデザイン科の生徒が作った「手作りお弁当」や「大和をイメージした和菓子」を提供するというもの。
栄養素の説明やレシピの紹介、大和野菜の実物やパネル展示、参加者との交流タイムなども行い、生徒が中心となり参加者をもてなすという。
同高校では、火曜日を中心に営業日を設定し、校内の直売所「しきの彩(いろどり)」で生徒が育てたり作ったりした野菜・草花・卵・イチゴジャム・パンなどを販売するなどの活動も行っている。
同ツアーを通じ、奈良県ブランドで特産品である伝統野菜「大和野菜」を広く知ってもらい、愛着を持ってもらうとともに、高校生が奈良県の農業振興の一役を担っている姿を見てもらいたいという。
当日は「橿原神宮前」駅を11時頃に出発、「観光列車つどい」で大和西大寺を経由し、「大阪上本町」駅(約15分の降車休憩)で折り返し、「橿原神宮前」駅に13時20分頃到着、解散。
車内では、生徒が校内の農場で作った大和野菜の「大和まな」と「千筋みずな」を中心とした「手作りお弁当」を提供するほか、「大和をイメージした和菓子」も提供する。
「大和野菜列車~味覚で感じる大和の伝統野菜~ツアー」の実施日は3月21日(雨天決行・荒天中止)。
募集人員は70名(最少催行人員50名、満員になり次第締め切り)。
旅行代金は橿原神宮前駅発で大人4,840円、こども3,820円(他駅からの設定は無し)、乳幼児の参加は600円(座席・弁当は無し)。
旅行代金には近鉄運賃・つどい料金・弁当代・イベント費・諸税などを含む。
添乗員は集合の橿原神宮前駅から解散の橿原神宮前駅まで同行する。
申込は近鉄駅営業所まで。