【ニュース】 丹波市など、学生が考案した廃校舎の利活用を模索する自治体と企業をつなぐイベント「廃校利活用フェア2018 in たんばCITY」を3月2日に開催 兵庫県丹波市
2018.01.22
丹波市は、ソフトバンク株式会社地方創生インターン(大学生)グループの「廃校の未来づくりチーム」と共同で、廃校舎の利活用を模索する自治体とビジネスチャンスを探す企業をつなぐ「廃校利活用フェア2018 in たんばCITY~掴めタイミング!掘り起こせビジネスチャンス!~」を、旧「丹波市立遠阪(とおざか)小学校」(丹波市青垣町)で3月2日に開催する。
同事業は2017年8月、ソフトバンク株式会社が大学生・大学院生を対象に、ICTを活用して地域課題を解決することを目的に開催した地方創生インターン「TURE-TECH」に参加した学生からの提案が実現に至った事業。
全国に現存する、活用の用途が決まっていない廃校舎の数は
1,260。
同フェアでは、参加自治体が廃校舎紹介ブースを設置、企業による廃校舎の活用事例発表と自治体による廃校舎活用成功事例発表を行う。
廃校舎の活用にあたっては、「既存施設の利用による設備投資の軽減」「間仕切られた教室の使い勝手の良さ」といった校舎ならではのメリットを活かし、既に廃校を利用した事業展開をしている企業などもあるが、多くの企業からは「数多くある廃校舎の中から選択したい」「自治体との相性を大切にしたい」といった声もあるという。
会場では、廃校舎を活用するメリット・交通の利便性や地域の特性・周辺環境など、あらゆる情報を参加自治体が提供し、企業などの希望とマッチングさせ、最良な条件で廃校舎が活用できるよう、自治体と企業などが交流する場を提供する。
廃校舎紹介ブースの参加自治体は、兵庫県内の豊岡市・淡路市・養父市・丹波市、兵庫県外の京都府南丹市・宮津市・福知山市。
企業による廃校舎の活用事例発表は、日の出通商株式会社食品カンパニー但馬醸造所・大友進氏による「日の出通商の考える廃校舎の有効活用」。
自治体による廃校舎活用成功事例発表は、佐用町企画防災課・久保正彦氏による「佐用町の学校跡地活用について」。
「廃校利活用フェア2018 in たんばCITY」の開催日時は3月2日の10時~15時30分。
会場は旧「丹波市立遠阪小学校」(兵庫県丹波市青垣町山垣1167番地)、交通はJR福知山線「柏原」駅より事前申込み者には会場までの送迎を用意(会場までのバスはなし)、北近畿豊岡自動車道青垣ICより車で7分、北近畿豊岡自動車道遠阪出口より車で2分。
参加費は無料。
後援は兵庫県、兵庫県教育委員会、京都府。
協力は遠阪自治協議会、芦田(あしだ)自治振興会、神楽(しぐら)自治振興会。