2018.01.22
ホテル向けに香りのサービスを提供する株式会社ゴタス（沖縄県那覇市、富田唯代表）は1月22日、「HOTEL LOCUS」（沖縄県宮古島市）でオリジナルの香りを使用したロビーの空間演出を開始した。

香りの演出とは、欧米で人気の高い、香りを使用した新しいスタイルの空間演出で、香りを音や光のように設備として扱い、空間を香りで満たすというもの。
近年、日本国内でも首都圏を中心に空港や駅ビル、百貨店など様々な商業施設で導入されているという。

同ホテルでの香りのイメージは、ジリジリとした太陽の熱や、南の島ならではの湿度を際立たせた宮古島らしい香りとした。
砂が焼けたような温度感と控えめな爽やかさをバランスよく合わせ、地面の熱が足元からしっかり伝わってくるような雰囲気にまとめたとしている。
時間が経つと引き立つ特徴的なスパイスの残り香がポイントだという。

同社によると、沖縄では「リゾートと香り」という親和性の高さから、香りを使用した演出は急速に広がりを見せており、ロビーや客室で使用する香りも、他社との差別化を図るため、オリジナルの香りをブレンドするホテルが多く存在。
また、ホテルでしか購入できない香りのギフトが流行するなど、独自の発展も築いているという。

HOTEL LOCUSの所在地は沖縄県宮古島市平良字下里338-40、交通は宮古空港より車で約10分。

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