【ニュース】 ピーアンドディコンサルティングと東武ホテルマネジメント、川越駅西口市有地利活用事業で予約契約締結、川越駅前に新ホテルを計画 埼玉県川越市

2017.11.29
株式会社ピーアンドディコンサルティング(さいたま市大宮区、溝口隆朗代表)はこのほど、平成28年度川越駅西口市有地利活用事業提案競技で優先交渉権者に選定され、平成29年7月31日に川越市と事業契約を締結している提案の核となるホテル営業に関し、東武グループの株式会社東武ホテルマネジメント(東京都墨田区、重田敦史社長)と賃貸借予約契約を締結したと発表した。

川越市は、近隣に豊富なビジネス客の宿泊需要を抱えていることに加え、川越氷川祭の山車行事の国連教育文化機関(ユネスコ)無形文化遺産への登録もあり、観光客数が最近5年間で連続して増加。
観光客数は700万人を超え、埼玉県内でも屈指の観光地となっている。

同計画では、川越駅からペデストリアンデッキで直結する土地で、2020年春~夏頃を目途に、利便性と快適性をあわせもち、利用客が寛げるホテルをオープンさせる出店手続きを進めていくという。
20171129東武ホテルマネジメント

東武グループでは、「東武グループ中期経営計画2017~2020」に基づく新規ホテルの展開により、2020年までに客室1,000室増を目指している。
既に「ザ・リッツ・カールトン日光」「ACホテル・バイ・マリオット東京銀座」の開業が決定しており、今回の同計画は宿泊主体型ホテル展開の第1弾となるもの。

建物全体計画(予定)の所在地は埼玉県川越市脇田本町8番2ほか。
用途は複合施設(行政施設、店舗、ホテル、事務所等)。
敷地面積は8,519㎡、延床面積は3万510㎡。
構造・規模は鉄骨造・11階建。
着工予定は2018年7月、竣工予定は2020年3月。
事業主体は株式会社ピーアンドディコンサルティング。

「(仮称)東武ホテル川越駅西口駅前」のホテル面積は5,304㎡。
客室数は168室。
構造はロビーが7階、客室が8~11階。
開業予定は2020年春~夏(目標)。
運営会社は株式会社東武ホテルマネジメント。