【ニュース】 東京急行電鉄子会社のキッズベースキャンプ、学童保育事業に加え、新たに未就学児保育事業に参入、第1号園を2018年4月に大井町で開設 東京都品川区
2017.11.28
東京急行電鉄株式会社(東京都渋谷区、野本弘文社長)100%子会社の株式会社キッズベースキャンプ(東京都世田谷区、島根太郎社長)は、従来の学童保育事業に加え、新たに未就学児保育事業に参入、第1号園「KBCほいくえん大井町」(東京都品川区)を2018年4月に開設する。
同施設は、内閣府が進める「企業主導型保育事業」の対象施設で、大井町線「大井町」駅より徒歩7分、同「下神明」駅より徒歩2分の立地。
土曜保育を実施し20時30分までは延長料金がかからないなど、多様な働き方に対応するほか、保育室に全方位カメラを設置するなどセキュリティの完備や、出欠連絡・登園管理のICT化などにより、安心・便利に利用できるとしている。
東急グループの従業員だけでなく、他企業との共同利用や地域住民による利用も可能だという。
東京急行電鉄はこれまでに、東急線沿線の社有地や駅直結商業施設内などで22園の保育園を誘致してきた。
2017年8月には東横線・目黒線「武蔵小杉」駅より徒歩3分のコインパーキング上部に、2018年4月には東横線「綱島」駅徒歩9分の高架下にそれぞれ保育園を誘致するなど、未活用土地の有効活用にも積極的に取り組んでいる。
キッズベースキャンプは、2006年より民間学童保育事業を開始。
東急線沿線を中心に民間学童保育施設を運営しているほか、自治体からの公設受託を含め、2017年11月現在、42施設を運営している。
今回の未就学児保育事業への参入では、学童保育や児童福祉施設の受託運営のノウハウを生かし、「ポジティブな保育」の方針のもとで自由な遊びの中から本来の子どもの個性と可能性を引き出すとともに、未就学児保育と学童保育を連携させることで、未就学児時から小学校卒業時まで子どもの発達を継続して支援し、安定した保育を行うという。
「KBCほいくえん大井町」の所在地は東京都品川区二葉1丁目8番
20号(予定)、交通は東急大井町線「大井町」駅より徒歩7分・同「下神明」駅より徒歩2分。
建物面積は147㎡。
定員は30人、対象年齢は1歳児~5歳児。
開設時期は2018年4月1日(予定)、営業時間は7時30分~20時
30分。