【ニュース】 藤田観光、北欧テントメーカー「ノルディスク」などと業務提携しグランピング施設を展開、第1号店「藤乃煌 富士御殿場」を御殿場市で2018年4月に開業予定 静岡県御殿場市
2017.11.20
藤田観光株式会社(東京都文京区、瀬川章社長)は11月17日、グランピング事業へ参入すると発表した。
同社の新ブランド「藤乃シリーズ」とともに、ノルディスク(本社:デンマーク、エリック・ヨハネス・モラー代表)と株式会社ノルディスクジャパン(東京都港区、鷲崎広信社長)と業務提携を行い、今年イタリア・ヴェネチアで開業した「ノルディスクヴィレッジ」を日本国内で展開する。
同事業では、地域やターゲット、体験価値に応じて2つのブランドを出店。
大都市圏近郊の観光地ではアウトドア空間でホテルの快適性を楽しめる「藤乃シリーズ」を、豊かな自然を感じられる郊外では、よりキャンプに近いテント型グランピング施設「ノルディスクヴィレッジ」を展開する。
同事業を通じて、国内客をはじめ、コト消費のニーズを持つ訪日外国人客にも日本の四季や豊かな自然を堪能してもらいたいという。
「藤乃シリーズ」第1弾では、「藤乃煌 富士御殿場」(フジノキラメキ フジゴテンバ、静岡県御殿場市)を2018年4月(予定)に開業する。
同施設は、すそ野まで広がる雄大な富士山を正面に眺めることができる全20棟の独立型の建物で構成。
各棟には冷暖房、シャワールーム、トイレを完備する。
開閉式のテント屋根を備えたアウトドアテラスには、ファイヤースペースやダイニングテーブル、ハンモック、アウトドアバスを配置、焚き火や自然の中での食事、星空の下での入浴を楽しむことができるという。
また、車椅子でも利用出来るユニバーサル対応ルームを2棟、愛犬も一緒に室内に泊まることができる部屋も1棟用意。
広大な敷地には、人気のボーネルンド社の大型遊具を設置したプレイエリアや、ドッグラン、広いイベントスペースなどもあり、家族でも楽しめるとしている。
「藤乃煌 富士御殿場」の所在地は静岡県御殿場市東田中字箱根道
3373、交通は東名高速道路「御殿場」ICより車で2分。
敷地面積は約5,000坪。
客室数は20棟(約54㎡~153㎡)、客室仕様は全室独立型の建物、収容人員は最大100名(予定)。
料金は1泊2食付3万円~(大人1名料金、税別)。
予約開始予定は2017年12月、開業予定は2018年4月。