【ニュース】 大和ハウス工業など4社、特定目的会社を設立、桑名市で中部エリア最大級のマルチテナント型物流施設を着工 三重県桑名市
2017.11.13
大和ハウス工業株式会社(大阪市北区、芳井敬一社長)・東急不動産株式会社(東京都港区、大隈郁仁社長)・日立キャピタル株式会社(東京都港区、川部誠治社長)・株式会社ecoプロパティーズ(東京都港区、片地格人社長)の4社は11月10日、マルチテナント型物流施設「(仮称)桑名プロジェクト」(三重県桑名市)を着工した。
竣工は2019年春(予定)。
同プロジェクトは、4社の共同出資による特定目的会社「桑名開発特定目的会社」が開発する、中部エリア(愛知県・岐阜県・三重県)最大級のマルチテナント型物流施設。
東名阪自動車道「桑名インターチェンジ」「桑名東インターチェンジ」より車で約10分に位置し、名古屋市内や名古屋港への交通利便性に優れた立地だという。
各階の倉庫スペースは、約4,000㎡から区割りでも利用可能、1フロア(2万6,000㎡)を一括で利用することも可能。
最大20テナントが入居できる。
また、1階には低床式、上階には高床式のトラックバースを設置、各階へ大型車両が直接アクセス可能なダブルランプウェイを採用した。
施設内には垂直搬送機を設置、入居テナント企業が上・下階の複数フロアを利用することも可能とし、加えてBCP対策として非常用発電機や井水設備も導入する。
さらに、三重県と桑名市の協力のもと、400名以上の従業員受け入れを想定、屋外・屋上あわせて430台の駐車場を完備した。
共用施設には売店や休憩スペース、シャワー室等を設置、従業員の働きやすさにも配慮したという。
「(仮称)桑名プロジェクト」の所在地は三重県桑名市多度町力尾(工業団地「テックベース桑名」内)。
敷地面積は7万253.35㎡、延床面積は15万7,911.68㎡。
構造・規模はSRC+S造・地上6階建て。