【ニュース】 東海汽船、 伊豆諸島航路向けの貨客船1隻を新造、2020年7月頃に就航、船体カラーリングデザインは野老朝雄氏 東京都港区

2017.11.13
東海汽船株式会社(東京都港区、山﨑潤一社長)は、伊豆諸島航路向けの貨客船1隻を新造、2020年7月頃に就航する。

新造船は、1992年より東京~伊豆大島~神津島航路と夏季の東京湾納涼船として運航している「さるびあ丸」(4,992トン)の代替船。
船体は約6,000トン規模で、安定した運航とエネルギー効率の向上により、環境負荷を低減するほか、バリアフリー対応も図るとしている。

また近年、伊豆諸島は星が美しく見える「プラネタリウムアイランド」として注目されていることから、夜の航海を楽しむための工夫も随所に組み込む予定だという。

新造船の船体カラーリングデザインは、同時期に就航予定の高速ジェットフォイル同様、アーティストの野老朝雄(ところあさお)氏に依頼した。
野老氏は、9.11以降、「繋げる事」をテーマに紋様制作を始め、東京2020オリンピック・パラリンピックのエンブレムのデザインを手掛けるなど、美術・建築・デザインの境界領域で活動を続けている。

なお、建造する造船所と建造費用は、公募のため、現時点では未定。