【ニュース】 南海電気鉄道と里山ひだまりファーム、「くらし菜園沿線ファーム 河内長野」を11月5日に開設、初回は小麦の栽培からパン作りまでを行う農業体験企画を実施 大阪府河内長野市
2017.09.28
南海電気鉄道株式会社(大阪市浪速区、遠北光彦社長)は、河内長野市の里山の保持に取り組むNPO法人里山ひだまりファーム(藪本源悟代表)を耕作パートナーとして、「くらし菜園沿線ファーム 河内長野」を11月5日に開設する。
同社と河内長野市(島田智明市長)は、平成23年5月に「まちづくり」「教育・子育て支援」「定住・転入の促進」「観光振興」の4分野で基本協定を締結。
同社では同協定に基づき、体験農園「くらし菜園」の開設をはじめ、農業関連事業を展開しており、今回の同企画もその一環として実施するもの。
初回は、小麦の栽培からパン作りまでの一連の流れを体験してもらう農業体験企画「小麦プロジェクト」を実施する。
同プロジェクトでは、小麦の栽培に取り組んでいる河内長野市清水(惣代地区)の里山で、小麦の種まきから、収穫までの一連の作業を体験した後、沿線出身の人気シェフ指導のもと、自分で栽培した小麦を使用し、パン作りを体験。
里山の美しい景観の中で育てた小麦が、おいしいパンに生まれ変わる感動を体感してもらいたいという。
参加者は、平成29年10月29日の講座から平成30年7月までの約8カ月間で5回集合し、「小麦を学ぶ講座」「種まき」「麦踏み」「収穫」「パン作り」を実施する。
農園の日常管理は里山ひだまりファームが行う。
「小麦を学ぶ講座」では、株式会社農業サポートセンターの高橋太一郎代表を講師に招き、小麦栽培に必要な基礎知識や小麦の品種など、小麦栽培をより楽しむことができる耕作知識を学ぶ。
「パン作り教室」では、 神戸で人気のパン店「サ・マーシュ」のオーナー・シェフで、南海沿線出身の西川功晃氏による指導のもと、自分で作った小麦を使ったパン作りを体験する。
参加者には、栽培した小麦を使って西川氏が焼き上げた特製パンをプレゼントするという。
「小麦プロジェクト」の募集期間は平成29年9月29日10時~10月19日17時。
開催場所は「くらし菜園沿線ファーム 河内長野」(大阪府河内長野市清水1170)。
定員は30人(申込み多数の場合は抽選)。
料金は1人2万円(税込)。
申込は「くらし菜園WEB」より。