【ニュース】 JR西日本と大阪外環状鉄道、おおさか東線のJR長瀬・新加美駅間に開設する新駅の名称を「衣摺加美北(きずりかみきた)」駅に決定 大阪府大阪市

2017.09.27
西日本旅客鉄道株式会社(大阪市北区、来島達夫社長)と大阪外環状鉄道株式会社(大阪市中央区、野本康憲社長)は、JR京都線(東海道線)新大阪駅から大和路線(関西線)久宝寺駅に至る新路線「おおさか東線」で、JR長瀬・新加美駅間に開設する新駅の名称を「衣摺加美北(きずりかみきた)」駅に決定した。
開業は2018年春の予定。

同路線は、2008年3月に放出駅から久宝寺駅まで開業。
2019年春には、新大阪~放出駅間に新駅4駅が開業し、全線が開業する。

新駅は、東大阪市と大阪市平野区の市境に位置し、両市の住民に幅広く利用してもらえるよう、駅が所在する「衣摺」(東大阪市)と、「加美北」(大阪市平野区)の地名をあわせた駅名とした。
20170927JR西日本

駅舎デザインのコンセプトは「モノづくりが紡ぐ歴史とまち」。
モノづくりが盛んな地域の特性を取り入れたデザインとし、古代の染め型を使った染色技法を現代の材料で表現する。
駅入口の壁面に設置する金属パネルは布を、ルーバーは染め型をイメージしたものになるという。

また、昼光利用の観点から、積極的に自然光を取り入れ、明るく開放的な空間とするほか、東大阪市では駅前交通広場を整備、駅南側に自転車駐車場を設置する予定。

「衣摺加美北(きずりかみきた)」駅の所在地は大阪府東大阪市衣摺5丁目。
駅設備は高架下駅舎、相対式ホーム2面(8両対応)、旅客上家(6両対応)、エレベーター2基(各ホーム1基)、エスカレーター4基(各ホーム上り1基・下り1基)、自動改札3通路、券売機3台。