【ニュース】 西日本鉄道、ソラリアステージビルを大規模リニューアル、北口改札外コンコースで店舗スペースを拡大、6階にレンタルスペースとラウンジを新設 福岡県福岡市
2017.09.12
西日本鉄道株式会社(福岡市中央区、倉富純男社長)は、「西鉄福岡(天神)」駅北口改札外コンコースの改修など、ソラリアステージビル(福岡市中央区)の大規模リニューアルを実施する。
リニューアル工事は、平成29年10月より順次着工、平成30年度秋までに順次竣工する予定で、投資額は約12億円。
同駅は、1日約13万人が利用しており、九州各県や本州方面と福岡を繋ぐ高速バスの発着拠点「西鉄天神高速バスターミナル」とともに、「天神の玄関口」として重要な役割を担ってきた。
それらを擁するソラリアステージビルは、大型雑貨店や生鮮・惣菜が揃うスーパーマーケット、地元の味を気軽に楽しめるレストラン街など、バラエティ豊かなモノ・コトを提供する商業施設となっている。
今回のリニューアルでは、2階の「西鉄福岡(天神)」駅北口改札外コンコースを一新するとともに、6階に新たな情報発信地として、多目的空間を新設するという。
北口改札外コンコースでは、コンセプトワードを「LIVE!」とし、Life、Information、Various、Entertainmentという4つのテーマに分け、それぞれのテーマに沿った食物販店舗や飲食店、雑貨店等を配置。
今ここでしか発見・体験できない、出会えないモノ・コトを提供、商業スペースを約240坪から約360坪と約1.5倍に拡大し、既存店舗もリニューアルする。
さらに、デジタルサイネージを既存の柱部分に加え、壁面にも10面設置。
柱と壁面を連動させることも可能となり、これまでにない空間演出でにぎわいを創出する。
6階のリニューアルでは、多目的空間として13室のレンタルスペースとラウンジを新設。
駅・バスターミナルに直結し、九州最大の繁華街の中心地といった強みを活かすことで、様々な人が集まる場を提供する。
また、西鉄ホールと一体的な活用を行うことで、ワークショップやセミナーにとどまらず、エンターテイメント性の強い趣味や娯楽などのコンテンツを展開、幅広い情報発信地として天神のまちの魅力向上に努めるという。
リニューアルの詳細については、決定次第改めて発表するとしている。