【ニュース】 佐川急便、愛媛県内の路線バス会社3社と共同で、自転車旅に新たな手ぶら観光サービス「バスパ」を開始 愛媛県松山市
2017.09.11
SGホールディングスグループの佐川急便株式会社(京都市南区、荒木秀夫社長)は9月8日、伊予鉄道株式会社(愛媛県松山市、清水一郎社長)・宇和島自動車株式会社(愛媛県宇和島市、和田祥孝代表)・瀬戸内運輸株式会社(愛媛県今治市、瀧山正史社長)の地元路線バス会社3社と共同で、愛媛県内を自転車で巡る観光客を対象とした手ぶら観光サービス「バスパ」を開始した。
同サービスは、観光振興の一環として、観光客やサイクリストの利便性向上に向け、新しい手ぶら観光サービスを提供するもの。
なお、同取り組みは同県では初の貨客混載事業となる。
愛媛県内を訪れる観光客は年々増加しており、その中でも、しまなみ海道を使用して愛媛県内を周遊するサイクリストが増加。
しかし、コインロッカーを探す手間や大きな手荷物の持ち運びが不便なことなどから、サイクリングや周遊観光などの旅行を十分に楽しめないことが課題になっていたという。
佐川急便ではこれまでにも、尾道~今治間の手荷物輸送を行う「しまなみ海道手ぶらサイクリング」を2015年5月から、また、松山空港~松山市内間の手荷物輸送を2016年8月から行ってきた。
今回の新たなサービス「バスパ」は、しまなみ海道を利用して今治に来たサイクリストが愛媛県内各地に向かう際、あるいはその逆ルート、さらに松山市・八幡浜市・宇和島市・今治市間を観光する人の手荷物を輸送するもの。
預かった手荷物は、路線バスの荷室に積み込み、各社の車庫で佐川急便のドライバーが手荷物を受け取った後にホテルなどの宿泊先に届ける。
提携ホテルは、松山市・八幡浜市・宇和島市・今治市内の82ヶ所(松山空港内佐川急便宅配カウンターでも受け付ける)。
手ぶら観光サービス「バスパ」の受付時間は午前10時まで(宿泊ホテルには18時までに配送)。
受付場所(受取場所も同じ)は、松山市・八幡浜市・宇和島市・今治市内の提携ホテル82ヶ所、松山空港内佐川急便宅配カウンター。
利用料金は飛脚ジャストタイム便の料金(提携先ホテルについては佐川急便営業所に要問い合わせ)。