【ニュース】 風が吹いてきたよ実行委員会、香川県・小豆島の農村歌舞伎舞台を活用した地方発音楽・食のイベントを10月22日に開催 香川県土庄町
2017.09.11
風が吹いてきたよ実行委員会は、小豆島・肥土山(ひとやま)地区にある農村歌舞伎舞台(国指定有形文化財)で、音楽と食のイベント「風が吹いてきたよ 小豆島・肥土山音楽祭2017」を10月22日に開催する。
2015年に続き、第2回目となる。
同イベントは、肥土山地域で300年以上にわたり継承される「肥土山農村歌舞伎」の舞台を借りて、島内の有志が中心となって企画・運営を行う新しいフェスティバル。
棚田が連なる美しい里山でもあり、この素晴らしい舞台と文化、景観を後世に伝えていくためには、舞台を活用していくことが重要なことだと考え、「どこにもない」「ここでしかできない」農村型音楽祭を企画したとしている。
興行型の音楽イベント・フェスティバルとは一線を画す、地方発・農村型音楽祭だという。
小豆島の文化の象徴のひとつである、「農村歌舞伎舞台」。
かつて島内には30以上(仮設舞台を含めると140以上)もの歌舞伎舞台がひしめく芸能の島だったが、現存するのは肥土山と隣の中山地区の2ヶ所のみ。
島の賑わいを思い起こさせる農村歌舞伎は、今でもそれぞれの舞台で年に1回開かれ、地域の人々の手によって、300年以上伝承されている。
出演者は、映画やCM等の音楽でも有名な高木正勝氏、小豆島・坂手地区出身の国際的ジャズ・シンガー伊藤君子氏、「日本を江戸にせよ!」を合言葉に野良着で暮らしながら和楽器による演奏を全国各地で繰り広げる「切腹ピストルズ」(写真)等、舞台と周辺に広がる里山の風景と親和性が高く、演奏力・エンタテインメント性に優れたラインナップだという。
また、食材豊かな「小豆島の食」にも焦点を当て、島内店舗を中心とした約20店舗の出店も予定している。
「風が吹いてきたよ 小豆島・肥土山音楽祭2017」の開催日は10月22日、開場9時30分、開演10時30分、終演予定16時30分。
雨天決行・荒天中止、雨天の場合は最寄り施設に変更の場合有り。
会場は小豆島・肥土山農村歌舞伎舞台(国指定有形民俗文化財)、香川県小豆郡土庄町肥土山(土庄港付近から会場までのバスを運行予定)。
チケットの販売は、前売・当日5,500円、小豆島・豊島島民チケット3,000円、高校生以下無料(小学生以下は保護者要同伴)、予定枚数に達した場合は当日券の販売無し。
購入場所は、WEBサイト・メールオーダー・地元のチケット取扱店舗(前売りチケットは島内店舗での販売のみ)。