【ニュース】 東芝、子会社・東芝メモリの新規拠点を北上市に決定、具体的な準備作業を開始 岩手県北上市
2017.09.07
株式会社東芝(東京都港区、綱川智社長)は9月6日、同社子会社の東芝メモリ株式会社(東京都港区、成毛康雄社長)の新規拠点を北上市に決定、具体的な準備作業を開始すると発表した。
東芝では、エンタープライズ用サーバやデータセンター向けを中心にフラッシュメモリの需要拡大が見込まれることから、東芝メモリ四日市工場に加え、新規拠点の検討を進めていたという。
今回、進出可能時期や優秀な人材確保等の観点から総合的に評価し、新規拠点を同市の北上工業団地エリアに決定。
用地拡張に関する調査や自治体との調整など、準備作業を開始する。
2018年の建設開始を目標とするが、具体的な建設計画や設備投資等については、市場動向を踏まえ、今後決定するとしている。
また、東芝メモリ四日市工場では第6製造棟と開発センターの建設を進めており、今後も四日市工場の生産・開発体制の強化を進めていくとしている。