【ニュース】 富山湾でベニズワイガニ漁が解禁、新湊漁港では全国的にも珍しい「昼セリ」の一般見学が可能 富山県射水市

2017.09.05
富山湾では、9月1日午前0時に「ベニズワイガニ漁」が解禁、新湊漁港(富山県射水市)では9月2日に初セリが行われ、水揚げされた約1,800杯がセリ落とされた。
漁期は来年5月末まで。

毎年9月初めになると、富山湾内の各漁港には多くのベニズワイガニが水揚げされ、各市場は一層賑わいを見せる。
浜前漁港と呼ばれる新湊漁港は、漁場が近い地の利を生かし、早朝のセリ以外に、全国的にも珍しい13時からの「昼セリ」が行われてきた。
「昼セリ」は無料で見学可能(要予約)で、この時期になると、セリ場の床に深紅の絨毯を敷いたように並ぶベニズワイガニの光景を見ようと、多くの人が来場するという。
20170905新湊漁港

セリ見学の後は、漁港至近の「新湊きっときと市場」で、セリに出ていたばかりのベニズワイガニの購入や、ベニズワイガニとシロエビが乗った新湊S級グルメ「新湊紅白丼」(2,000円~)を愉しむことが可能。
なお、「新湊紅白丼」は、射水市内の飲食店(10店舗)で提供している。

富山県では、昨年の9月より、県産ベニズワイガニを「高志(こし)の紅(あか)ガニ」とネーミング。
甲羅幅140mm以上、重さは生ガニで1,000g以上・茹でガニで
800g以上など、ブランド規格を満たす極上品には「極上 高志の紅(アカ)ガニ」という専用タグを付けてトップブランドとして出荷しているという。

新湊漁港の昼セリ見学の開催時間は13時から約30分(漁獲量による)。
休業日は水曜日・日曜日(その他祝祭日や天候しだい、休場日は要事前確認)。
開催場所は新湊漁港(富山県射水市八幡町1-1100)。
集合時間は12時30分(時間厳守)、集合場所は新湊きっときと市場インフォメーションカウンター。
要事前予約(申込み先は新湊きっときと市場)。
見学料金は個人が無料、団体は見学負担金バス1台に付き一式
2,000円。
交通は万葉線「東新湊」駅より徒歩約10分(800m)。