【ニュース】 タカラレーベン、京都市中京区「烏丸御池」で投資用不動産を取得、投資用賃貸マンションの宿泊施設コンバージョンプロジェクト、ホテル事業の取り組みを強化 京都府京都市

2017.09.01
株式会社タカラレーベン(東京都千代田区、島田和一社長)は8月30日付で、京都市中京区の烏丸御池で投資用不動産を取得したと発表した。

同物件は、地下鉄烏丸線・地下鉄東西線の2路線利用可能な「烏丸御池駅」まで徒歩1分の立地。
京都市中京区塗師屋町に位置し、観光名所の「京都御所」「二条城」までは徒歩圏、京都市中心部の田の字エリアに隣接している。

なお同物件は、平成15年3月の竣工以降、投資用賃貸マンションとして活用されてきたもの。
今回、消防法等の関係法令の基準に適合させるため、消防設備や昇降設備等の新設工事を行った上で、共同住宅から宿泊施設へ建築基準法に基づく用途変更を行った。
宿泊施設へ転用することにより、より高い収益確保を見込む。
20170901タカラレーベン

日本を代表する観光都市の京都市は、安定した観光客に加え、インバウンド需要の高まりにより、宿泊施設が不足している状況。
アベノミクスの経済改革の一つ「国家戦略特区」にも認定されており、現在、旅館業法の緩和から京町家等の古い住宅がゲストハウスに転用しやすい法整備が進められていることを受け、今後は更なる宿泊施設の多様化が予想される。

同社では、今年4月に大阪支社を開設、関西圏での事業用地仕入れの強化を推進してきた。
また、投資開発本部を立ち上げ、組織機能を強化しインフラ関連や、REIT関連等への投資事業の拡大を図ってきたという。
今後もREITや私募向けの不動産投資、既存収益不動産のバリューアップ投資、安定収益不動産として長期保有していく収益不動産への投資など、より一層投資事業の推進に努めていくとしている。

同物件の所在地は京都市中京区車屋町通押小路下る塗師屋町345番地、交通は地下鉄烏丸線・地下鉄東西線「烏丸御池」駅より徒歩1分。
用途地域は商業地域。
土地面積は436.83㎡、建物面積は2,698.58㎡。
階数は11階建。
客室数は72室。
平均客室面積は24㎡~27㎡。