【ニュース】 インフォテリア、仙北市の農家民宿で「ふるさとテレワーク」の実証実験を実施、「Handbook」を活用したテレワークのデモンストレーションも実施 秋田県仙北市
2017.09.01
インフォテリア株式会社(東京都品川区、平野洋一郎社長)は9月7日~8日の2日間、仙北市で「ふるさとテレワーク」の実証実験を実施する。
今回の実証実験では、同社の社員1名が同市の農家民宿に2日間(2泊3日)滞在し、オフィスから遠く離れた遠隔地方でテレワークを運用する上での課題や成果などを確認するもの。
同社では2011年の東日本大震災を機に、オフィスに出社しなくても業務が遂行できるよう、タブレットなどのモバイルデバイスやノートPCの支給、労働時間ではなく成果物から社員の労働成果を推し量る「アウトプット主義」の徹底などの、体制構築を進めてきた。
現在ではテレワークは定着し、最近では予想最高気温が35度以上の猛暑日には「猛暑テレワーク」、積雪などで交通機関に影響がある場合などは「豪雪テレワーク」など、出社が困難な状況でも無理なく業務を遂行できる環境が整備されているという。
同社では、同取り組みをさらに一歩進める上で、帰省先でのテレワークを可能とする「ふるさと帰省テレワーク」を2015年12月より実施、外国籍社員を中心に活用が進んでいる。
今回の実験では、実際に同市の農家民宿に滞在し、テレワークを行った上で課題や成果などを確認、あわせて「Handbook」を活用したテレワークのデモンストレーションも実施する。
実証実験を行う同市と同社は、「企業版ふるさと納税」事業も展開しており、毎年100万円の寄付(納税)に加え、ドローンやモバイルアプリなどのICTを活用した協業も展開してきた。
今回の実験に引き続き、今後は農家民宿にはタブレットを無償貸与し、同社のアプリケーションを活用したインバウンド向けコンテンツ配信も行う予定。
現地に滞在する同社社員がサポートを行い、地元事業者とノウハウを共有するとしている。
「リモートワーク実証実験」の実施日程は2017年9月7日~8日、ふるさとテレワークを農家民宿には2泊3日での滞在し実施予定(9月7日~9日)。
実施場所は秋田県仙北市内の農家民宿(秋田県仙北市西木町)。