【ニュース】 京王電鉄、相模原線に設定している加算運賃の引下げを2018年3月に実施、建設事業費の回収が進捗 東京都多摩市

2017.08.31
京王電鉄株式会社(東京都多摩市、紅村康社長)は2018年3月、相模原線に設定している加算運賃の引下げを実施する。

同社では、相模原線の新線建設にかかるコストに充てるため、同線の京王多摩川~橋本間を乗車する場合と、同区間と他の区間とにまたがって乗車する場合、基本運賃に加え、京王多摩川~橋本間の乗車キロに応じた加算運賃を設定していた。
加算運賃収入等による相模原線建設事業費の回収が進捗してきていることから、今回、加算運賃の引下げを実施する。

これにより、普通・通勤定期・通学定期の加算運賃について、それぞれ現行の運賃から一定額の引下げを実施。
加算運賃設定区間を利用する全ての乗客の負担が軽減される。
加算運賃以外の基本運賃の変更は行わない。

普通運賃の引き下げ額は20円(現行10円加算区間は10円引き下げ)。
大人運賃・定期の引き下げ額は、1ヶ月の場合で750円(現行380円加算区間は380円引き下げ)。
通学定期の引き下げ額は、1ヶ月の場合で370円(現行160円加算区間は160円引き下げ)。